
マイナス思考と言う魔物
マイナス思考(遠い過去の記憶から)
みんなが持っている考え方の一つです。
この考え方は人間が陥る五つの依存の一つで、中でも一番病気になりやすい傾向が有る様です。
まず、依存と言うのは何でしょうか?
人間が持っている防衛本能で、逃避が顕著に表れたものだそうです。
何かをやっていると、その時だけ自分の周りにある現実(責任)から逃れられる。
これです。
中でもマイナス思考は、
「嘘だー」
「そんな事出来る訳が無い」
「自分なんか〇〇だから出来なくてもしょうがない。」
「あそこにあれが有るのはAさんのせいだから。」
等、自分は安泰で現状維持を作り出す考え方です。
これが進むと、
「この会社で働いてもまた虐められるからやっぱり仕事するのやめます。」
「私なんか要らないなら要らないって言ってください。あーもうやだ!」
等、一方的にヒステリックになって怒り出したりします。
そして周りと対立して辞めてしまいますね。
ですが・・・
この根本を考えてみてください。
人間は想像する動物です。
そして創造の出発点は色んなシュミレーションから生まれてきます。
例えば、「あれをやったらこうなる。これをやったら危ない。」
等、頭の中でありもしないシュミレーションを人間はします。
だって、人間は考える動物だから。
それは当然あって良いんです。
問題はその想像を現実と勘違いしてしまう事です。
「あれをやったらこうなる。気を付けよう。」
では無く
「あれをやったらこうなる。どーしよう。出来ない。」
なんですね。
あくまでも想像なんですが、あたかも現実の様に考えていますよね。
つまり創造の出発点から間違っているのです。
その想像した事ってホントに起こりますか?
有りもしない創造を現実の様に考えてしまう。
そしてそれを現実と勘違いしてどうしたらいいか考えあぐねて眠れない。
これが間違いの元。
ですから、今、自分が発した言葉を遡ってその創造の出発点を思い出してください。
ほらね。いっぺんに瓦解したでしょ。その考え方が。
もう20年以上前の話しです。
そして自分もそうだったかも。
