上司と部下

2023年04月07日

「お前、何様だと思っているんだ!!」

今日聞いた話です。
これは、その部署のリーダーが朝礼で発した言葉です。
この時点でこのリーダーは「リーダーとしての責務」を放棄していますね。
この時、これを言われた部下は即座に課長に相談し、配置転換をお願いしたそうです。
そして、その朝礼には出ないでいるそうです。

人間、誰しも怒るときは有りますが、「会社で責任ある立場になればなるほど感情は出さないものだ」と自分は教わりました。(自分の上司に対しては別ですけどね。)
立場の弱い第三者の人がその場面に出くわすと、その上司は自分に対して怒ったわけでは無いけれど、心はその上司から離れて行きますしね。

結局、その部署は破綻して仕事が立ち行かなくなるでしょう。
誰もついて来ません。
疑念と恐怖の渦の中で仕事をしても面白くないし、終いには精神的な面で病みますよ。
このリーダーはリーダーを辞めるしか手立ては無いと思います。

自分では会社組織をいくつか見て来ていますが、上層教育を行っている会社は上の様な悲劇はまず無いですね。
部下が仕事をしやすいように心掛け、いつでもフォローに回れて、何かあったら直ぐに対応できる。
こんな上司でないとみんなバラバラになっちゃいます。

こんな会社ですよ。こんな会社。

なぜ上層教育をやらないんでしょうね。