仕事のお話

前回に引き続き個人的なお話です。
少し年齢を重ねて、昔の体力が無い事に今更気づきました。
なんといっても顕著なのが週末になると疲れがたまって「ゼーゼー」言っている自分に気が付きます。
昔は週末になるにしたがって元気になって、俄然張り切っていたものですが。
寄る年波と言いますか昔と逆転しています。
若い方には分からないんでしょうね。
メンタル面でも少し変化が有って、丸くなったかも。
そして、プレッシャーに弱くもなった様な。
良い事有りませんね。
ですが、少し良い事も有ります。
未来を見て仕事が出来る様になりましたね。
30代後半から少しずつこの点が開花して、今は5年後、10年後の先を考える様になっています。
人それぞれなんでしょうね。こう言った事は。
それぞれ考えるポイントが違うので私と同じって事もないんでしょうけれど。
で、最近テレビで動物の番組をやっていて、その中で猫を飼っている夫婦のお話が有りました。
奥さんが猫を拾ってきて飼い始めたのですが、しばらくしてその奥さんが急死してしまうんです。
旦那さんは急な事で何も手に付かない状態でしたが、その猫が「ごはんくれー」「トイレを掃除しろ―」と、今までそんな催促もしなかったのを急に要求しだしたそうです。
何も手に付かなかった旦那さんはその猫の行動で目が覚めたようで、その猫のお世話をする事で亡くなった奥さんの弔いを、と心が動き出したと言っていました。
そして、時が過ぎ、その猫も最後の時を迎えて旦那さん一人きりになってしまいました。
年齢的にも猫を新しく飼える年ではないので地域猫のお世話をする毎日の様でした。
なんだか自分に重なるものが有って考えてしまいました。
これから10年後の未来に今居る猫たちはどうなっているんだろう?
自分とかみさんは健康に過ごせているんだろうか?
なんか心配ですね。
でも、今ある自分を変える事は出来ないし、一緒に歩んできたかみさんと猫たちの世話を精いっぱいする事がこれからの自分の運命なんだなと思って生きて行くしかないんですよね。
もう少し頑張ろうっと。