
兄妹
今日は兄妹の再会のお話
7年ほど前、近所の空き家にシャム猫が住み着きました。
とっても臆病で、人が見えると直ぐに消えてしまいます。
多分、誰かが捨てていった子でしょう。可哀そうだけれども懐かないし・・・
そうこうしている内に、そのシャム猫が3匹の子猫を連れているのが度々目撃されるようになりました。
白っぽいのとキジ白とサビ?の様な子供たちでした。
その後、自宅で夜中に作業をしていると膝の上に乗ってくる子がいて、それが今の「ごん」です。
そして、もう一匹サビの様な猫は臆病で、ご飯はもらいに来ますが決して近寄らせませんし、猫パンチで威嚇してきます。
様子見で餌をやりつつ、いつかは捕獲去勢と思っていたのですが、全く捕まらずでした。
ですが、今回の冬の始まりは違いました。
いつもはねぐらが数百メーター離れた、ある民家だったんですが、寒くなったと同時に自宅の作業小屋に設置してある段ボール箱に入って寝るようになったんですね。
なぜか分かりませんが。
今回は捕獲できそうな予感がしていて、ケージを近づけたらあっさり入ってくれました。
そんで、大きなケージに移して観察すると、
「んん!?」
何かに似ています。
「ごん??、だよねー!」
寄り目と顔のふっくら感が若き頃の「ごん」にそっくりです。
多分、7年前に見た3匹の子の内の2匹だよね。
サビ?猫を病院に連れて行くと、先生も「あーら!?ごんちゃん。そっくりー。」と騒いでいます。
やっぱり知らない人が見ても分かるって事はほぼ間違いなく兄妹だよね。と言う事になって
まさに、7年目の再会を果たしました。
でも、「ごん」をサビ?猫に近づけてもお互い無視してますけどね。
その内ケージから出たら以心伝心、きっと仲良くなりますよね。
きっと。
