猫と病気 その2

2021年08月05日

うちの猫の話しです。
以前、ごんと言う名の猫が癌になってしまった事を書きましたが、今日はその後日談。

癌を宣告されて、毎週病院に通っては抗がん剤治療をして来たごん。
一時はフラフラでご飯も食べられない状態が続き、シリンジで子猫用のミルクと流動食を強制的に食べさせられ、朝晩薬も飲まされ、

もしかしたら・・・

一瞬「死」が過る事も何度か。

とてもやり切れない思いが家中に覆いかぶさっていました。

そして昨日。

抗がん剤治療を受ける日。
夕方迎えに行ってもらって、自分は仕事もそこそこにいつもより早く帰宅の途に付きました。
家に帰るとまだごん御一行様は帰宅していなかったのですが、家に入る事もままならず、外でウロウロと帰宅を待っていました。

30分ほどして自動車が見えたので、駆け寄ってごんを入れたケージを持ったのですが、何かいつもと違います。
やたらとゴソゴソ動き回っています。
家に入ってケージを開けると、途端に飛び出して餌の方に向かい「ご飯コール」をしてきます。そして、餌を自分から食べ始めたんです。
今まで食べられなかったのがうその様に食べています。
その後も何度も餌場を往復して食べていました。

そして、病院では、レントゲンの写真が正常な猫の様に肺のモヤモヤが消えて肋骨まで奇麗に写っていたそうです。
先生曰く「最近のリンパ腫の薬は猫によっては劇的に効く場合が有る」そうで、胸を撫で下ろしたのは言うまでも有りません。

但し、完全に完治している訳では無いと思うので今後も目が離せない状況は続くんでしょうね。

今後も用心深く、そして普段通りに接してあげたいと思います。