
遠い過去に記憶 その3
今日は少しグチになってしまいそうですが・・・
自分は、過去に今とは違う派遣会社で働いていました。
その時の上司の話しです。
その当時、平社員から主任、係長、所長と昇進していったのですが、その時の上司はとても人間性に乏しい人でした。
昇進の時の事例で、お決まりの言葉は
「俺は〇〇君を昇進させるのは反対なんだけどな。」
と、言ってみんなの前で辞令を渡すんですよね。
自分としても気持ちが萎えます。
仕事では、自分が資料を作って所長会議で発表している時
「〇〇は仕事をさぼってパソコンでこんな事ばかりやっている。」
取引先の資料を手書きからパソコン作成に変えた時、
「資料は手で書け!そのほうが気持ちが伝わる!」
仕事の円滑化を図るためには大事な事と思ってやっているんですけどね。
自動車のエアコンが効かなくなって修理の稟議をあげた時
「天下のトヨタが壊れるわけ無いだろ。トヨタだぞ。お前。」
「△△君、明日所長の車借りて乗ってみな。」
結局自分の事は信用していないんでしょう。
そして、この事は周りの部下に対しても同じ対応なんですね。
で、ある時上司に言いました。
「あんまりにも否定的でマイナス思考では部下が付いて来ません。兎に角その考え方は仕事に持ち込まないで下さい。」
すると上司が
「エッ!!」
と言ったきり黙り込んでしまいました。
次の日から周囲の部下には否定的であったりマイナス思考の言葉は出なくなったようですが、自分には相変わらず否定的でマイナス思考の言葉の嵐でした。
今なら完全にパワハラ、モラハラでしょうね。
人間誰でもそうだと思いますが、一度自分の言動が周りに対して不釣り合いだと分かったら、自分自身を戒めて止めるものだと思います。
多分ですが、この上司は自分を蔑む事が悦(快感)になっていて止められないんでしょうね。
自分と周りとの調和は大事な事だと思います。
この調和で大きな事を成し遂げ、その達成感をみんなで分かち合ったほうがよっぽどより良い職場になるんでしょうし、みんなの心が一緒になり未来への方向性も見いだせます。
自分も20代の前半ぐらいまでは上の上司の様な事をしていました。そして、それをしたらダメと言う気づきも有りました。
今は、早くに気づいて良かったし、だからあんな上司の下でも働けたんだと思っています。
一つ階段を上がると言うのはそんなに難しい事なんでしょうかね??
