
集合的無意識
2021年07月14日
集合的無意識
以前「外向性と内向性」でも少し触れましたが、ユングの深層心理学の根底を成すものだと思います。
どういった事かと言うと、人間の根底には無意識が有り、それが意識行動などを司っています。
なので、「あの人かっこいい」と感じても無意識が{あの人は危険}と信号を出せば近づかないでしょう。
そんな無意識は、ある集団の中では共有する部分が出てきます。
大きな面で言うとお国柄が有ります。
日本には日本の考え方が有りますよね。
お隣、韓国や中国にはまた違った考え方が有ります。
この、国と言う塊の中の雰囲気も自分では集合的無意識と捉えています。
では自分の周囲ではどうでしょう。
やはり会社単位でもこの様な雰囲気(集合的無意識)は存在します。
昨日何かで見ましたが「長野市と松本市の対立」も一つの雰囲気(集合的無意識)の現れだと思います。
自分の過去の経験からですが、いくつかの会社を転職してきました。
そして、その会社のカラーがそれぞれに有って、良い意味でも悪い意味でも勉強になっています。
ユングが言うには、無意識は海の中で、意識(個々)はその海の表面にある一つ一つの波だそうです。
マクロで見ると地球に住む人々は全て無意識でつながっているとも考えられますよね。
いつかこの無意識が良い方向に向かって、戦争も飢餓も無くみんなが平等に暮らして行ける世界になったら良いな~
